先日、ホテルのウェディングフェアの企画会議にアドヴァイザーとして参加をしました。

メンバーはホテルの女性社員3名、男性社員1名。そして私の計5人。

穏やかな雰囲気で始まった会議。その雰囲気は終始変わらず会議と言うのは名ばかりで、仲良しメンバーの話し合い。あっという間に2時間。その間、お互いの呼び方はニックネーム・・・。

かりにも社外の人間が参加をしている会議の進め方としてはいかがなものかと思いました

 

 

時間管理ができていない。順序立てて説明と話し合いを進めていない。話し方はプライベートスピーキング。

などなど、上げればきりがないくらい驚きの会議でした。若い方たちはこのような会議の進め方をしているのかと・・。もちろん、若いといっても職種や企画、メンバーで会議の進め方も大きく違ってきますし、男性ばかりの会議か女性ばかりの会議かで変わってきます。若さというくくりではないと思いますが、今回のような会議は見たことがないのでびっくりしました。

 

あたりまえのことですが、社外の人がいようがいまいが、会議はプライベートスピーキングではなくパブリックスピーキングで進める。

会議の時にはまず、初めに終了予定時間を明確にする。そして、何のための会議かをしっかりと把握し、意見を出し合う。そのためには、視覚的資料や数字を用い、目標達成への現実的な話し合いを進めることが大切ですね。

もちろん硬い雰囲気では意見が出しづらいということはありますが、そこは進行役の雰囲気作りの技が必要です。お決まりのフレーズを棒読みでは事務的ですし、他人ごとのようにもとられがちです。原稿があっても自分の言葉で話すということはとても重要です。

 

 

先日、小学校の先生からの依頼で会議のときの話し方のトレーニングをしました。会議といっても県の発表の場での司会を頼まれたそうです。原稿に目を通すとかたい印象の書き言葉がずらり・・。まずは聞きやすいように原稿の言葉を変え、発音の仕方を指導しました。そして当日その先生は練習の成果を発揮し、参加している他の先生方にスムーズな進行と意見が出しやすい雰囲気だったと好評いただいたそうです。

 

馴れ合いのように話すのが心を通わせているのではありません。TPOにふさわしい話し方。年齢や立場に関係なく相手を大切にしていると感じてもらえる話し方が大事です。日常会話でも会議の場でも気をつけたいですね

投稿者:福島 美智子
福島美智子

大学を卒業後、ビデオ製作会社にナレーターとして入社。
その後、フリーアナウンサーとして各種式典の司会、イベントや結婚式の演出や進行を含む司会者として活躍。
ボイストレーニングを基本に仕事や普段の生活で活用できるオリジナル手法「ボイササイズ」の考案や、人材育成研修講師として活動中。
NPO法人日本話しことば協会認定講師