こんばんは

ここ最近、お仕事でサポートさせていただいている2つの病院から

同じようなお悩みをいただいています。

それは、人事制度を導入する際に作成した職能要件書と

よばれるものの活かし方です。

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人事制度導入時に膨大な時間をかけて作成したと言われる職能要件書。

拝見すると、確かにきめ細かな内容で、病院のすべての職種についての

業務内容、業務到達レベル、その習得方法などが膨大な文字とページで記されています。

でも、こんなに細かいものをじっくりと読む時間ってあるのかな????

という素朴な疑問が浮かびました

案の定、聞いてみると、病院の現場では、スタッフは常時椅子にすわって

仕事をするわけではありませんから、じっくりと読んで現場で

活用するということは未だできていないようです。

作成された職能要件書は、いつまでも本棚に飾られた百科事典の

ようになっている状態・・

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おそらく、職能要件書を作成する際、完成したものをどのように使うのか、

組織でどのように役立つのかということが十分に作る側のスタッフに

伝わっていなかったのかな・・と思いました。

業務内容を細かく記述することに力が注がれ、結果として膨大な文書量となり

本来、現場でスタッフに手にとって活用してもらいたいものが、

膨大な量に圧倒され、反対に、手に取ることを避けられているようです。

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文字を読んで理解することから、目で見たものから理解することが主流となりつつある今、

きめ細かな職能要件書は、スタッフが読みやすい、理解しやすい、使いやすいものに

リニューアルすることも必要かなと思います

どうして、職能要件書を作ったのか、その目的を改めて、

確認していただくことから始めたいと思っています

投稿者:下田 静香
下田静香

法政大学専門職大学院イノベーション・マネジメント科修了
経営学修士