最近、テレビ番組をeye見ていると料理人や料理番組のアシスタントの人の「いただく」がとても気になります。catface

例えば、

「このソースをかけていただくと、とてもおいしくいただけます。」

「このように混ぜてからいただいてください。」

「皆さんは、この素材のいただき方はどのようにされますか?」

 

どこが変なの?とても丁寧な言い方でいいではないですかsign01と思っている方も多いのではcoldsweats01

 

正解は

「このソースをかけて食べる(召し上がる)ととてもおいしく食べられます(召し上がれます)。」

「このように混ぜてから食べてください。(召し上がってください。)」

「皆さんは、この素材はどうやって食べますか(召し上がりますか)?」

 

敬語表現には尊敬語と謙譲語があります。

言葉には尊敬語にすると変化するいくつかの言葉があり「食べる」や「言う」などの言葉があげられます。

 

shine「食べる」を相手に使う時には尊敬表現で「召し上がる」

shine「食べる」を自分に使う時には謙譲表現で「いただく」

 

主語は人で尊敬表現は相手及び相手側。

       謙譲表現は自分及び自分側に使います。

ということは、いただくは謙譲語であり相手が食べるときの敬語ではありません。

 

なのに、最近「食べる」という言葉がきえつつあり、「いただく」の乱用が耳につきます。

丁寧に品よく使っているのでしょうが、まちがいなのですsign03

 

敬語を知っていて使うのか、知らずに使うのかsweat02

 

しかし、言葉は生き物。周知されればその言葉が本当の使い方になっていく事もあります。

 

時の流れに身を任せ~(^^♪ということでしょうか・・・。

投稿者:福島 美智子
福島美智子

大学を卒業後、ビデオ製作会社にナレーターとして入社。
その後、フリーアナウンサーとして各種式典の司会、イベントや結婚式の演出や進行を含む司会者として活躍。
ボイストレーニングを基本に仕事や普段の生活で活用できるオリジナル手法「ボイササイズ」の考案や、人材育成研修講師として活動中。
NPO法人日本話しことば協会認定講師